ダイエットや美肌、便秘の解消など、さまざまな美容健康効果が期待できるオリーブオイル。毎日食べる方が良いとわかってはいても、そればかりは食べられないのが本音ですよね。そこでおすすめしたいのが、「食べるオリーブオイル」。作り置きできて、温野菜にも生野菜にも、納豆やお豆腐にも合う万能オリーブオイルなんですよ!
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■オリーブオイルのビューティーパワー
(1)ダイエットに
オリーブオイルの主成分「オレイン酸」は、小腸で吸収されにくく腸内で薄い膜のように広がり、糖の吸収を穏やかにする効果があるそうです。また、オイルには脳の報酬系と呼ばれる部分を刺激して満足感を高める働きがあるため、少量でも満足感が得られます。
(2)白肌に
オリーブオイルに含まれるポリフェノールの抗酸化作用は、ビタミンCと比べると約10倍、黒色メラニンの生成を抑制する効果が約25倍もあると言われていますから、白肌キープにはもってこい!
(3)便秘解消に
便秘外来で有名な松生クリニックの松生医師によれば、腸に届いたオレイン酸は、腸を刺激してぜん動運動を促す働きが期待できるそうです。実際、下剤を常用している人たちがオリーブオイルを朝晩2週間摂った実験では、ほぼ全員が下剤の量を減らすことに成功したそうです。
■食べるオリーブオイルの作り方
<材料>
玉ねぎ:1/2個
ニンニク:1/2個
アンチョビ:1フィレ
オリーブ(ギリシャ風):10個
オリーブオイル:適量
<作り方>
1.玉ねぎ・ニンニクはみじん切りにして、フライパンに入れ、オリーブオイルを加え、弱火にかけ、水分が抜けて一回り小さくなるまで火にかけます。(焦がさないように注意しましょう。)
2.アンチョビはペーストに、ギリシャ風オリーブならそのままみじん切りに、塩漬けの場合はしっかり水気を切ってみじん切りにします。
3.1と2をよく和え、消毒した保存ビンに入れ、具材がしっかり浸かるまでオリーブオイルを加えて出来上がり。
作ったその日から食べられますが、冷蔵庫で保存しておけば日が経つほどに味が馴染んでいきます。サラダだけでなく、お豆腐や納豆、お刺身に添えてもおいしいですよ。
食べるオリーブオイルで、毎日の食生活にオリーブオイルを添えてみてはいかがでしょうか。
(岩田 麻奈未)
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【参考】
※オリーブオイルによる食養腸 – 松生クリニック
※画期的美白成分「ヒドロキシチロソール」 – ファンケル
※オレウロペイン – わかさ生活
※松生恒夫著(2011)『「地中海式和食」のすすめ』(講談社+α新書)
※横山淳一著(2014)「炭水化物を食べながらやせられる!地中海式世界最高の健康ダイエット」(SB新書)
※松生恒夫・鈴木俊久著(2014「)オリーブオイル・ハンドブック」(朝日新書)